車折神社※境内には天宇受売命（あめのうずめのみこと）を祀る『芸能神社』が鎮座し、あらゆる芸能・芸術・技芸の分野で活躍する人たちに強い信仰があり、芸名・ペンネーム・劇団等の団名を記した朱塗りの玉垣が「４千枚」以上奉納されています。

嵐山・清滝口と高雄を結ぶ全長10.7kmの嵐山-高雄パークウエイ。緩やかなワインディングを抜けた先に現れるのが、保津峡を一望できる保津峡展望台です。眼下には深く刻まれた渓谷と蛇行する保津川。季節ごとに表情を変える山々が重なり合い、エンジンを止めた瞬間、静けさとスケール感に包まれます。走る楽しさと、京都の自然美を同時に味わえる、ツーリングの途中にこそ立ち寄りたい絶景ポイントです。

京都の奥座敷・貴船にたたずむ貴船神社。山深い参道を進むにつれ、空気はひんやりと澄み、日常の喧騒が少しずつ遠のいていきます。境内を流れる清流と苔むした石段、頭上を覆う木々の緑が織りなす景色は、季節ごとに表情を変え、訪れるたびに新しい魅力を感じさせてくれます。走ったあとに心を整え、静かに京都の奥深さに触れられる、ツーリングの立ち寄り地としても印象に残る場所です。

京都最古級の神社として知られる上賀茂神社は、約2600年前に神が降臨したと伝わる神山を起源とする、由緒ある古社です。正式名称は賀茂別雷神社で、雷を司る神を祀り、古くから京都を守る存在として信仰されてきました。現在の社殿は1300年以上前に整えられ、広々とした境内には清らかな空気と穏やかな時間が流れています。世界文化遺産にも登録されたこの場所は、京都の原風景と深い歴史を体感できる、静かに心が整う参拝地です。

平安神宮は、平安遷都1100年を記念して1895年に造営された神社で、桓武天皇と孝明天皇を祀っています。社殿は平安京の宮殿を再現した造りとなっており、朱塗りの柱が並ぶ姿は、京都らしい雅やかさと力強さを同時に感じさせます。広々とした境内は視界が大きく開け、街中にありながらもゆったりとした時間が流れるのが印象的。歴史と景観を一度に味わえる、京都観光で外せない立ち寄りスポットです。

祇園白川は、石畳の小径に紅殻格子の町家が連なる、京都らしい情緒を色濃く残すエリアです。巽橋周辺を流れる白川と、静かに佇む町並みがつくり出す景色は、歩くだけで物語の中に入り込んだような気分にさせてくれます。テレビや映画のロケ地としても知られ、昼は穏やかに、夕暮れから夜にかけては灯りが映える幻想的な表情に。京都を訪れた実感を強く残してくれる、散策にぴったりの場所です。

平等院は、10円玉に描かれている鳳凰堂で知られる、京都府宇治市の世界遺産です。平安時代、藤原頼通によって建立された鳳凰堂は、極楽浄土をこの世に表そうとした建物で、水面に映るその姿は息をのむ美しさ。静かな境内を歩くと、時代を超えて受け継がれてきた祈りと美意識が伝わってきます。誰もが一度は目にした風景を、実際に体感できる、京都観光のハイライトのひとつです。

四季育む宿 然林房は、洛北の自然に抱かれた、静かな時間が流れる宿です。山あいにたたずむ落ち着いた佇まいと、季節の移ろいを感じられる庭や景色が、旅の疲れをやさしくほどいてくれます。喧騒から離れ、夜は深い静寂に包まれながら心と身体を整えるひととき。走りきった一日の終わりに、京都の奥深さとやすらぎを感じられる、ツーリング旅にふさわしい宿泊先です。